【着付け】気づけば半衿が詰まってくる人へ、きれいな衿元になる3つのコツ

どうもこんにちは、ヒメノルミです。
ブログ更新をはりきってするぞ!と意気込んでいるものの
だいたい子供と寝落ちするか、自分の時間を取り戻そうとしてSNSをぼんやりみてしまってたり、エンドレス片付けをしたりと時間の使い方が下手くそすぎて落ち込んでいるのが主な人です。
今年こそはと思ってるのにあと何カ月ですか、あと3カ月で2020年終わるって今書いてみてびっくりしました。
気づいただけでもよかったです。

今日は奇跡的に起きれたので、着付け三大お悩みの一つ「衣紋」について過去動画の紹介とともに記録しておきます。

抜いたはずの長じゅばんの衣紋、気が付けばなくなってることありませんか?

衣紋とは
【読み:えもん】
着物の着付け方で、後ろ襟の部分をいいます。「衣紋を抜く」というと襟の後ろを引き下げること、またその開け具合、引き具合をさします。礼装か普段着の着付けか、または年齢や体型、好みによって抜き方が変わってきます。

きもの用語大全 http://www.so-bien.com/kimono/yougo/emon.html

衣紋や衿元にまつわるお悩みってだいたいこんな感じでしょうか?

・衿元がぐずぐずになる
・抜いたはずの衣紋がすぐつまる
・首が苦しそう。そして実際苦しい。
・なんだか肩が立派にみえる。いかり肩が目立つ。
・そもそも長じゅばんの着方の正解がわからない
・こぶし一つ分の衣紋とは??

まず、なんで衣紋を抜きたいかというと
着姿をきれいにみせたい、華奢にみせたいから。

きのこ頭の画像しか見つけられなかった、、

衣紋を抜くことによって画像↑の黄色い部分の面積が小さくなります。
そうすると背中が小さい=華奢にみえます。
また肩のライン(青い線)がなだらかになることで肩幅もせまく、いかり型さんでもなで肩に見せることができます。

男性は衣紋を抜きませんが、それは背中や肩幅を広くみせることで男らしい着姿にするためです。

ではきれいな衣紋にするためにはどうするかというと、
3つのポイントをおさえれば大丈夫。

  1. 正しい手順で着る
  2. 胸紐が緩まないようする(補正)
  3. 衿と首との間に隙間をつくる

1.正しい手順とは、まず布の特性に基づいて点ではなく面で衣紋を抜くことと、
長じゅばんを着る段階でせっかく抜いた衣紋を引っ張ってしまわないようにすることです。

2.胸紐が緩まないようにするには背中(腰)の補正がポイントになります。
おしりの上あたりがくぼんでいる人(だいたいの人がそうですが)は背中でしっかり紐を締めても下がくびれているためだんだん緩んできます。きちんと着たのに着ているうちに衿元がぐずぐずになる人は胸紐が緩んでいることが多いです。

3.衿と首との間に隙間をつくるとは、衿をねかせてなで肩に見えるようにすることです。
主にいかり肩さんですがきちんと正しい手順で着ているはずなのにどうも首が苦しくみえてしまったり、肩が立派に見えてしまうことがあります。そういう人は襦袢を羽織った段階で首と半衿との間に隙間をあけることで肩幅をせまく華奢に見せることができます。

と、こう長々と書きましたが読んだだけでは「はぁ??」ってなること必至。

なので以前に趣通信さんのYouTubeチャンネル
「着物の衣紋をきれいに抜く3つのコツ(長じゅばんの着方)」動画をUPしていますので
ぜひこちらをご覧くださいね。

ド緊張のヒメノルミが丁寧に解説しています(笑)

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そして最後に一つ、大事なこと。
着付けには絶対にこれでないとダメっていう正解はありません。(特に自装)
その人にとって心地よかったり、悩みなく着られてたらなんだっていいと思います。
なのでここで紹介したことも絶対ではありません。ちょっと困ったなっていうときは参考にしてみてください。なにかのお力になれたら幸いです。

今日は息も絶え絶えですが、なんとかブログがかけたので安心して寝られそうです。
2020年もあと三か月(しつこい)、来年までには息を吐くようにブログが書けるよう精進したいと思います。

では、また次回。

質問・疑問はお気軽にお問い合わせくださいね!